Amazon知的財産権侵害の対策〜予防まで!

Amazon知的財産権侵害の対策〜予防まで!

今回は「Amazon知的財産権の侵害」について、

 

・Amazonでの知的財産権の侵害とは何か?

・あなたが権利を侵害してしまったときの事後対応

・知的財産権を侵害しないための予防策

 

の3つのポイントを解説していきます。

 

この知識は売上を伸ばす「剣」ではなく、身を守る「盾」です。

 

ビジネスを安定させるためには、必須な知識でしょう。

 

「法律的は苦手……」という人にもわかりやすく、噛み砕いているので、理解できるまでしっかりと読んでください!

 

そもそも知的財産権の侵害とは?

 

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Amazonでの販売活動は、ルールさえ守ればおおむねの自由度があります。

 

規約違反や“みせしめ”のようなアカウント停止はありますが、本来なら法律的にグレー(黒に近い)ことでも、Amazonはおおらかです。

 

中でも、「販売者」「購入者」そして「Amazon自身」全員の利益が大きいモノは、この傾向が強いと感じます。

 

しかし、そんなおおらかなAmazonでも許してくれない「知的財産権侵害」という法律違反があります。

 

この法律はカンタンに言うと「権利者でない人が得すること」を許さないためのものです。

 

言い換えると、権利者の利益を守ってあげよう!という法律です。

 

例えば、あなたが「リッター10万キロ走る車」を発明したとしましょう。

 

もちろん、バカ売れします。

 

ですが、大企業にこの技術をすぐにパクられ、まったく同じモノを発売されました。

 

当然、あなたはかなりの損を被ります。

 

「あぁ、こんなことなら車の開発なんてしなければよかった……」

 

結果的にあなたのような優秀な発明者が世の中からいなくなり、社会全体が損をする皮肉なことが起こるのです。

 

これを防ぐ法律が“知的財産権の保護”ということです。

 

Amazonでの知的財産権とは?

 

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では、Amazonでの知的財産権とはなんでしょう。

 

これは平たく言うと「(自社)商品を独占販売したいメーカー」の保護を目的とした権利です。

 

例えば、Amazonでは誰もが目にする「Anker(家電メーカー)」。

 

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商品ページを見てください。新品の出品者が1人となっています。

 

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もちろん、Ankerの直営アカウントが販売しています。

 

もし、あなたがこのバッテリーを新品で安く手に入れたとしても、出品はできません。

 

なぜなら、Ankerが「知的財産権」という法律を盾に「ブランドの出品許可制度」を取っているからです。

 

Amazonでの知的財産権の“侵害”とは?

 

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Ankerのように、そもそも出品できなくしてるなら私たちセラーにとって問題は起こりません。

 

「ここの商品は扱わなければいい」と理解しやすいですからです。

 

しかし、メーカーによっては出品できるのに、後から「何やってるの?ダメだよ!」と文句を付けるメーカーがあります。

 

このとき、私たちができることは“謝罪”と“撤退”の2つしかありません。

 

残念ですが、これがAmazonの決まりです。

 

具体的には、Amazonから「〇〇さん(権利者)から、要請があったから商品の出品をキャンセルしておくね。もし販売したかったら権利者と話をつけて!」というメールが届きます。

 

もちろん、こんなフランクではなく「アカウント停止」まで匂わせる緊迫したメールです。

 

もう一度言いますが、このとき私たちにできるのは“謝罪”と“撤退”の2つだけです。

 

ちなみに、Amazonではなくメーカーから「商品取り下げてね!でないとAmazonに訴えるよ。と連絡が入るパターンもあります。

 

この場合は、素直に従いましょう。Amazonからの警告よりはましなパターンです。

 

Amazon知的財産権侵害への事後対応

 

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本当は、そもそもこの事態を起こさないことがベストですが、念のため事後対応(謝罪と撤退)について学んでおきましょう。

 

上記のように、あなたが知的財産権を侵すとAmazonアカウントスペシャリストからメールが届きます。

 

この類の件名はたいてい「Amazon.co.jpからの重要なお知らせ」です。

 

もし、あなたがメーカーや卸から正式な出品者として認定されているなら、Amazonからのメールはただの勘違いとして処理できます。

 

なぜなら、メーカーや卸に事情を説明して、Amazonに一報を入れてもらえばすべて解決するからです。

 

ですが、ほとんどのセラーにとってそうはいかないでしょう。

 

この場合、メーカーから許可(販売権利)をもらえればいいですが、ほとんどが徒労に終わります。

 

ですので、まずはメーカー(権利者)に謝罪と撤退の連絡を入れてください。

 

「申し訳ありません。御社の商品はすべて撤収させていただきます。」といった内容です。

 

続いて、Amazonアカウントスペシャリストに懇切丁寧な謝罪、どう事後対応したか、これからどう予防するのか、を連絡します。

 

このメールはあなたのAmazon販売アカウントがかかっていると思ってください。

 

向こうも人間ですので、適切な謝罪には心を許してくれます。

 

一方で、舐めた返信内容だとそれなりの天罰がくだるでしょう。

 

向こうも人間ということは忘れないでください。

 

Amazon知的財産権侵害への予防策

 

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最後になりましたが、Amazon知的財産権の侵害で一番大切な“予防策”についてお伝えします。

 

予防のポイントは、

 

①モノレートグラフからの予測

②Amazon商品ページの販売者が誰か?

 

の2つです。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

①モノレートグラフからの予測

 

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知的財産権侵害の定番である、ネット通販商品から「皇潤(サプリ)」を例にとって説明します。

 

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注目していただきたいのが、赤枠の出品者の激減で、出品取り下げの警告によるものと推測できます。

 

また、青枠での不自然な1人状態も、「独占販売できている=知的財産権を盾にしている」と推測できるポイントです。

 

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続いて、表の赤枠をご覧ください。

 

モノレートの見方で学んだ通り、この表で出品者が減っているなら「売れている=ランキングUP」となるはずです。

 

それがランキングUPなしに、出品者数だけ減っていますね。

 

高確率で“出品取り下げ警告”によるものでしょう。

 

また、青線の5000円からは、

 

「違法出品者が5000円で出品したことに激怒して、皇潤のメーカーが告発した。」

 

と状況を読み取ることができます。

 

皇潤のメーカーである、エバーライフさんは「価格の安定」を守りたいのでしょう。

 

このように、モノレートのグラフから「知的財産権侵害リスク」がある程度読み取れるのです。

 

②Amazon商品ページの販売者が誰か?

 

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こちらはモノレートよりもっとわかりやすい例です。

 

「ヒアルロン酸の皇潤でお馴染み エバーライフ」と、販売者名=メーカーとなっています。

 

このような商品は知的財産権侵害リスクが跳ね上がるため、仕入れる前にチェックしましょう。

 

利益が出そうだからと焦らず、モノレートのグラフと併せて慎重に行動してください。

 

まとめ

 

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今回は「Amazon知的財産権の侵害」について、

 

・知的財産権の侵害とは何か

・警告されたときの対処法

・そもそもの予防策

 

の3つのポイントをお話しました。

 

Amazonで売れない皇潤を大量に仕入れないためにも、知的財産権侵害について、しっかりと理解しておきましょう。

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