今回は「CC便停止(終了)」について、
・そもそもCC便とは何か?
・CC便停止(終了)関連のトラブル
・CC便の代わりにどこを使えばいいか?
の3つのポイントをわかりやすく解説していきます。
AmazonFBAへの納品費用は、利益をベースアップするもっともカンタンな方法です。
ぜひ怠らず、バッチリ良いサービスを選んでください!
とても便利だった!CC便とは何か?
CC便とはAmazonFBA倉庫に納品するとき、とっても便利だった配送サービスです。
“だった”とあるように、今となっては過去のサービスですね。
数年続いていたサービスですが、2018年6月をもって停止(終了)しています。
運営していた会社は『Creative Adventure Network』で、代表者は阪口勝元氏、所在地は埼玉県です。
今現在、CC便のホームページはつながらず、会社のホームページは別のページに飛ばされます。
CC便のネーミングは「コストカット」から来ていて、その名の通りとても安いサービスで有名でした。
AmazonFBAへダンボールを納品しているセラーなら、その名を知らない人はいないほどです。
運送業は確実に価格勝負になるので、やはり経営が難しいのでしょうね。
CC便が終了した理由は?
このCC便が終了した理由は、おそらく「経営方針が悪かったから」でしょう。
価格表を見るとわかりますが、CC便は安いです。
なぜこの価格で経営が成立するのか、不思議なくらいでした。
通常の配送業者なら、東京から大阪へ160サイズのダンボールを送るとき、1000円以上取られます。
1000円を下回るのは、60〜80サイズくらいです。
ですが、FBA納品ではこのサイズの利用率が低いでしょう。
なぜなら、まとめて倉庫に送るとコストが下がるからですね。
もしかすると、CC便の運営会社はこの点を見誤ったのかもしれません。
「160サイズが70%、80サイズが30%なら利益が出るな。」
こう思っていたのかもしれませんね。
しかし、Amazonのセラーは勉強熱心な人が多く、特にコストに関しては徹底的に調べます。
CC便の安いサービスだけを利用されて、運営会社が儲けやすい60〜80サイズの利用が低かったのでしょう。
利用者(FBA倉庫へ納品する人)が、コストを抑えることに長けているのは間違いありません。
これをされると会社として利益を出せないので、サービス停止(終了)につながるワケです。
あくまで予想ですが、おおむね当たっているでしょう。
CC便の返金トラブルとは?詐欺もあった!?
実はCC便のサービス停止(終了)にあたって、“返金トラブル”や“詐欺まがいの案件”がありました。
“返金トラブル”とは、CC便のサービスを受けるために払ったお金が戻ってこないトラブルです。
これは一部では返金がありましたが、果たしてすべて返金されたのでしょうか。
被害に遭われた方は本当にアンラッキーですし、早急に解決されればと願います。
また、“詐欺まがいの案件”とは有名な話で、CC便チケットについてです。
これは、まとめてチケットを買うと安くなりますよ!というものです。
喫茶店やファストフード店などのコーヒーチケット的なものですね。
御察しのとおり、サービス終了前にこれが販売され、その未使用分の返金が大問題になったワケです。
さらに、このチケットを「みんなで大量購入し、山分けしよう!」と企画した人もおり、大惨事になったのは言うまでもありません。
その方がCC便のまわし者でなければ、同じく被害者です。
ですので、ある意味もっともアンラッキーな人かもしれません。
ちなみに上記画像の方が、詐欺をやったという意味ではありません。
このように、CC便のサービス停止(終了)には、さまざまなトラブルが発生しました。
CC便の代わりに使うべき配送方法
AmazonFBA倉庫への納品方法はメジャーどころだと、
・ヤマト運輸
・佐川急便
・日本郵便
の3社があります。
結論から言うと、この中でCC便の代わりに使うべきは「ヤマト運輸」です。
理由は少しだけ安くなるからですね。
たとえば、この3社の「東京から大阪への配送料」は、160サイズが約2100円とドングリの背比べになっています。
ただし、ヤマト運輸だけはここから10〜15%の割引が適用できます。
方法は簡単で、ヤマト用のプリペイドカードを購入するだけです。
皮肉にも先ほどのトラブルの原因と同じく、前払い方式ですがヤマトなら安心です。
さすがに潰れませんし、前払いぶんが無駄になることはありえません。
Amazon転売をやるなら、FBA納品費用は必須のランニングコストです。
ですから、ヤマトのプリペイドカードを買うのは抵抗が少なく、むしろ良い投資だと思います。
また、ヤマト運輸には「ヤマト便」という“容積換算重量法”という配送手段もあります。
カンタンに言うと、ダンボール体積を無理やりkgになおし、そこで出した“数値”で配送料を決める方法です。
だいたい3箱以上まとめると安くなるので、転売事業が波にノッてきたら利用を検討してください。
その他、地元密着の運送会社もありますので、そこは各自で情報を仕入れましょう。
まとめ
今回は「CC便停止(終了)」について、
・CC便とは何か
・CC便停止(終了)関連のトラブル
・CC便の代わりに使うべき配送業者
の3つのポイントをお話しました。
Amazon転売をやる限り、FBAへの納品は避けられません。
ですので、そのランニングコストをいかに抑えるか?は常に模索してください。
年間だとかなりの節約になり、仕入れ以上のパワーを発揮することもあります。
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